この記事では
アトランタ・ホークスの2020-2021シーズンの振り返り
をレポートしていきます。
今季のゲームレポート
シーズン最終成績:41勝31敗(WIN%569.)H25-11/R16-20
サウスウエストディビジョン2位
イースタンカン
5位シードでプレイオフに進出
1st ラウンド:VSニックス(4位) 4-1
カンファレンスセミファイナル:VSシクサーズ(1位) 4-3
カンファレンスファイナル:VSバックス 2-4
シーズン前の展望
プレシーズン
- #2 プレシーズンゲームVSマジック~楽しみはまだまだこれから~
- #3 プレシーズンゲームVマジック~2パターン目の布陣~
- #4 プレシーズンゲームVSグリズリーズ~ロンド、初陣~
- #5 プレシーズンゲームVSグリズリーズ~スターターどうする?~
- #6 プレシーズンゲーム総括~不安と期待と~
12月の勝敗
3勝1敗(WIN%750):H1-0/R2-1
1月の勝敗
7勝8敗(WIN%.467):H4-4/R3-4
1/10 @ホーネッツ 113-105/L *4連敗 4-5
1/14 @サンズ 延期
1/17 @ブレイザーズ 112-106/L *2連敗 5-7
1/21 VSピストンズ 123-115(OT)/W 7-7
2月の勝敗
4勝11敗(WIN%.286):H3-5/R1-6
2/16 @ニックス 123/112/L 11-16 *4連敗
2/25 VSセルティックス 127-112/W 14-18
ホークスの2月の振り返り〜東のプレイイン争いに巻き込まれ始めた2月〜
3月の勝敗
9勝4敗(WIN%.692):H3-0/R6-4
~オールスター期間~
3/25 @キングス L/110-108 22-22 2連敗
ホークスの3月の振り返り〜チームの調子が一気に上向いた3月〜
4月の勝敗
11勝6敗(WIN%.647):H7-2/R4-4
4/2 @スパーズ W/134-129(2OT) 24-24
4/7 VSペリカンズ W/123-107 27-24 *4連勝
4/14 @ラプターズ W/108-103 30-25 *3連勝
4/22 @ニックス L/137-127(OT) 32-27
ホークスの4月の振り返り~怪我人続出もそれを乗り越え貯金生活の4月~
5月の勝敗
7勝1敗(WIN%.875):H7-0/R0-1
5/6 VSサンズ W/135-103 37-30 *3連勝
5/17 VSロケッツ W/124-95 41-31 *4連勝
プレイオフ2021
ニックス(4位)VSホークス(5位)
- GAME1〜リードチェンジしまくりの熱戦を、ヤングのゲームウィナーで勝利〜
- GAME2〜ニックスがホームの大声援を受けて逆転勝ち、シリーズをタイに戻す〜
- GAME3〜ホームでスリーがよく入ったホークスと、ランドルが不調なニックス〜
- GAME4〜ホークスがホームで2連勝を達成、シリーズ突破に王手をかける〜
- GAME5〜アウェイでホークスが勝利し、カンファレンスセミファイナルに進出!!〜
76ers(1位)VSホークス(5位)
- GAME1〜前半の大量リードを、怒涛のディフェンスで追い上げてきたシクサーズをかわして先勝〜
- GAME2〜エンビードを止められず、終盤失速しシリーズは1-1のタイに〜
- GAME3〜76ersの能力の高さを見せつけられ、ホーム初戦を落とし連敗〜
- GAME4〜後半の巻き返しを見せたホークスが逆転勝利でシリーズをタイに戻す〜
- GAME5〜最大26点のリードをひっくり返し、ホークスが先にシリーズ突破に王手〜
- GAME6〜シクサーズが意地のディフェンスで勝利をもぎ取り、決着はGAME7へ〜
- GAME7〜ハーターがプレイオフキャリアハイのパフォーマンスでアップセット、ネクストステージへ〜
バックス(3位)VSホークス(5位)
- GAME1〜ヤングが48点の大爆発、アウェイで貴重な1勝を挙げる〜
- GAME2〜最大で41点差をつけられてバックスがリベンジを果たし、シリーズタイ〜
- GAME3〜接戦をミドルトンに捲られて連敗、ヤングも足首を負傷〜
- GAME4〜ヤングの不在をルー&ボギーでカバーして大勝、バックスはヤニスが負傷退場〜
- GAME5〜ロペス&ポーティスがキャリアハイ、ヤニス不在の穴を埋めてシリーズ突破に王手〜
- GAME6〜レディッシュがベンチから活躍しますが、バックスが逃げ切りファイナル進出を決定〜
ロスターレポート
トレイ・ヤング(185cm/82kg/22歳/3年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 33.7分 | 35.3分 |
平均得点 | 25.3点 | 29.6点 |
FG% | 7.7/17.7(43.8%) | 9.1/20.8(43.7%) |
3P% | 2.2/6.3(34.3%) | 3.4/9.5(36.1%) |
FT% | 7.7/8.7(88.6%) | 8/9.3(86%) |
アシスト/TO | 9.4本/4.1本(AST/TO) | 9.3本/4.8本(AST/TO1.94) |
リバウンド | 3.9本(ORB:0.6本/DRB3.3本) | 4.3本(ORB:0.5本/DRB:3.7本) |
スティール | 0.8本 | 1.1本 |
ブロック | 0.2本 | 0.1本 |
スタッツ的には下がってはいますが、今季はチームとしてプレイオフを勝ち進み、評価を挙げたシーズンになりました。
特にポストシーズンでのクラッチタイムでのプレイは圧巻で、大舞台に進むことができた今季、大きくステップアップしたと感じます。
シーズンでは、HCの交代前後の辺りから、プレイに少し落ち着きが見え始めた印象で、序盤の頃は無理にペースを上げすぎていたように思います。
契約延長も無事に済ますことができた来季、更なる進化を発揮することができるか。
アシスト1試合平均9.4はウエストブルックに次いでリーグ2位の記録を残した。
ジョン・コリンズ(206cm/107kg/23歳/4年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 29.3分 | 33.2分 |
平均得点 | 17.6点 | 21.6点 |
FG% | 6.8/12.2(55.6%) | 8.6/14.8(58.3%) |
3P% | 1.3/3.3(39.9%) | 1.4/3.6(40.1%) |
FT% | 2.7/3.2(83.3%) | 2.9/3.7(80%) |
アシスト/TO | 1.2本/1.3本(AST/TO) | 1.5本/1.8本(AST/TO0.8) |
リバウンド | 7.4本(ORB:1.9本/DRB5.5本) | 10.1本(ORB:2.8本/DRB:7.3本) |
スティール | 0.5本 | 0.8本 |
ブロック | 1.0本 | 1.6本 |
コリンズも昨シーズンに比べると数字的な面では低下傾向。
しかし怪我人が逐一誰かしらいるロスターの中では安定した活躍を見せ、プレイオフでも波はあったものの存在感を示したことで、シーズン中に契約延長できなかったものの、無事に終了後に延長。
ヤングとともに、ホークスを今後数年引っ張っていくことができるか、飛躍した翌シーズンの活躍も楽しみです。
クリント・カペラ(208cm/109kg/26歳/7年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 30.1分 | 32.8分 |
平均得点 | 15.2点 | 13.9点 |
FG% | 6.6/11.0(59.4%) | 6.3/9.9(62.9%) |
3P% | 0/0(0%) | 0/0(0%) |
FT% | 2.1/3.6(57.3%) | 1.4/2.7(52.9%) |
アシスト/TO | 0.8本/1.2本(AST/TO) | 1.2本/1.6本(AST/TO0.76) |
リバウンド | 14.3本(ORB:4.7本/DRB9.6本) | 13.8本(ORB:4.3本/DRB:9.5本) |
スティール | 0.7本 | 0.8本 |
ブロック | 2.0本 | 1.8本 |
昨シーズンは怪我に苦しみ、今季がホークスデビューとなったカペラ。
リバウンドでリーグ1位、ブロックでリーグ4位の好成績をマークしただけでなく、ゴール下の番人として飛躍した若いチームを支えました。
オフェンスでは外のシュートがない中でペイントでの合わせを武器に、そしてトランジションではリムランできる身体能力が来季もしっかりと維持できるか。
怪我に泣かされることがないシーズンが送れれば良いなと思います。
ボグダン・ボグダノビッチ(198cm/100kg/28歳/4年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 29.7分 | 28.9分 |
平均得点 | 16.4点 | 15.1点 |
FG% | 6.1/12.8(47.3%) | 5.5/12.6(44%) |
3P% | 3.3/7.6(43.8%) | 2.7/7.2(37.2%) |
FT% | 0.9/1.0(90.9%) | 1.4/1.9(74.1%) |
アシスト/TO | 3.3本/1.2本(AST/TO) | 3.4本/1.7本(AST/TO2.03) |
リバウンド | 3.6本(ORB:0.5/DRB3.2本) | 3.4本(ORB:0.4本/DRB:3本) |
スティール | 1.1本 | 1.0本 |
ブロック | 1.2本 | 0.2本 |
ボギーもシーズン中に怪我に悩まされ、なかなか奮わない試合もありましたが、シーズン終盤、そしてポストシーズンでしっかりと調子を上げてきて、素晴らしいオフェンスパフォーマンスを見せました。
シチュエーションによってはボールハンドリングも兼任し、プレイオフではタフショットや連続スリーで大いにホークスの躍進に貢献したと思います。
来季はシーズンを通じてコンスタントに出場することができるか、そしてキャリアベストのスタッツを残した今季からのさらなるステップアップに期待したいと思います。
ダニーロ・ガリナーリ(208cm/106kg/32歳/12年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 24.0分 | 29.6分 |
平均得点 | 13.3点 | 18.7点 |
FG% | 4.0/9.3(43.4%) | 5.8/13.2(43.8%) |
3P% | 2.0/5.0(40.6%) | 2.9/7.1(40.5%) |
FT% | 3.2/3.4(92.5%) | 4.3/4.8(89.3%) |
アシスト/TO | 1.5本/0.8本(AST/TO) | 1.9本/1.2本(AST/TO1.57) |
リバウンド | 4.1本(ORB:0.3/DRB3.8本) | 5.2本(ORB:0.5本/DRB:4.6本) |
スティール | 0.6本 | 0.7本 |
ブロック | 0.2本 | 0.1本 |
キャリア12年のベテランは平均得点は自身のキャリア平均に比べると落ちてしまいましたが、シックスマンとしてベンチから出場し、最初のオフェンスオプションになり、しっかりと得点を取るあの仕事は素晴らしかったです。
2月のセルティックス戦ではスリーを10/12で沈め大爆発、まだまだやれるところも見せて存在感抜群でした。
プレイオフでのモヒカンスタイルも結構好きでした。
ディフェンスでしんどそうなのと、走っている姿をみていると不安になるところもありますが、来季もホークスで輝きを放って欲しいと思います。
ディアンドレ・ハンター(201cm/102kg/23歳/2年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 29.5分 | 32分 |
平均得点 | 15.0点 | 12.3点 |
FG% | 5.2/10.8(48.4%) | 4.4/10.8(41.0%) |
3P% | 1.3/4.1(32.6%) | 1.7/4.8(35.5%) |
FT% | 3.2/3.7(85.9%) | 1.7/2.3(76.4%) |
アシスト/TO | 1.9本/1.3本(AST/TO) | 1.8本/1.6本(AST/TO1.09) |
リバウンド | 4.8本(ORB:0.7/DRB4.0本) | 4.5本(ORB:0.7本/DRB:3.8本) |
スティール | 0.8本 | 0.7本 |
ブロック | 0.5本 | 0.3本 |
スタッツ上は悪くはありませんでしたが、今季は怪我に苦しみ、なかなか思ったような活躍ができなかったシーズンになってしまったと思われます。
23試合の出場にとどまってしまいましたが、ウイングでのプレイのダイナミックさや、ディフェンスの動きを見ると期待感が溢れる選手ではあるため、来季にまた復活してきて欲しいと思います。
キャム・レディッシュ(203cm/99kg/21歳/2年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 28.9分 | 26.7分 |
平均得点 | 11.2点 | 10.5点 |
FG% | 3.7/10.1(36.5%) | 3.7/9.6(38.4%) |
3P% | 1.3/4.8(26.2%) | 1.4/4.3(33.2%) |
FT% | 2.6/3.2(81.7%) | 1.7/2.2(80.2%) |
アシスト/TO | 1.3本/1.3本(AST/TO) | 1.5本/1.7本(AST/TO0.91) |
リバウンド | 4.0本(ORB:0.8/DRB3.2本) | 3.7本(ORB:0.6本/DRB:3.1本) |
スティール | 1.3本 | 1.1本 |
ブロック | 0.3本 | 0.5本 |
レディッシュもハンター同様、怪我の影響で26試合の出場しかできませんでしたが、プレイオフの最後の最後に間に合い、最終戦では爪痕を残しました。
今季台風の目になったと言っても過言ではないであろうホークスにおいて、更なる成長要素としてレディッシュの台頭を期待しているファンも多いのではないかなと思います。
来季、存在感を示せるようになるか、楽しみです。
ケビン・ハーター(201cm/86kg/22歳/3年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 30.8分 | 31.4分 |
平均得点 | 11.9点 | 12.2点 |
FG% | 4.6/10.6(43.2%) | 4.5/10.9(41.3%) |
3P% | 2.0/5.6(36.3%) | 2.3/6(38.0%) |
FT% | 0.7/0.9(78.1%) | 0.9/1.1(82.8%) |
アシスト/TO | 3.5本/1.1本(AST/TO) | 3.8本/1.6本(AST/TO2.45) |
リバウンド | 3.5本(ORB:0.6/DRB2.8本) | 4.1本(ORB:0.6本/DRB:3.4本) |
スティール | 1.2本 | 1.6本 |
ブロック | 1.1本 | 0.9本 |
今季怪我人の多かったチームにおいて69試合に出場、うち49試合がスターター、そしてベンチから出場した際も卒なくこなす姿は頼りになったこのシーズン。
強烈な個性を放つバックコート陣の中でグルーガイとして繋ぎに徹するのか、それとも武器を磨いて出場時間争いにさらに加わっていくか。
ハーターのおかげで勝てたシーズンの試合、プレイオフの試合もあったため、今季の貢献度は個人的にはかなり高いと感じています。
ルー・ウィリアムズ(185cm79kg/34歳/15年目)→クリッパーズからトレードで加入
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 21.6分 | 28.7分 |
平均得点 | 11.3点 | 18.2点 |
FG% | 4.0/9.8(41.0%) | 6.0/14.4(41.8%) |
3P% | 1.0/2.6(39.9%) | 1.7/4.8(35.2%) |
FT% | 2.3/2.6(86.7%) | 4.5/5.2(86.1%) |
アシスト/TO | 3.4本/1.6本(AST/TO) | 5.6本/2.8本(AST/TO2.00) |
リバウンド | 2.1本(ORB:0.3/DRB1.8本) | 3.1本(ORB:0.5本/DRB:2.6本) |
スティール | 0.7本 | 0.7本 |
ブロック | 0.1本 | 0.2本 |
*今シーズンはクリッパーズで42試合、ホークスで24試合出場
シーズン中にクリッパーズからトレードでやってきたルー。
トレード直後の報道は傷心気味で、引退やプレイへのモチベーション低下が懸念されましたが何のその。
この若い選手たちにルーが加わったことで非常に手強いチームに変身し、そしてルー自体も何度もチームを救いました。
来年は16年目、さらに円熟味のある渋いプレーを見せてくれるのを楽しみにしたいと思います。
オコングと一緒に出てきて、この二人の息のあったプレイが観れるのが最高に好きでした。
クリス・ダン(191cm/93kg/26歳/5年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 11.4分 | 24.9分 |
平均得点 | 1.3点 | 7.3点 |
FG% | 0.3/3.0(8.3%) | 3/6.7(44.4%) |
3P% | 0.0/0.5(0.0%) | 0.6/2.2(25.9%) |
FT% | 0.8/1.0(75.0%) | 0.8/1.1(74.1%) |
アシスト/TO | 0.5本/0.8本(AST/TO) | 3.6本/1.6本(AST/TO2.45) |
リバウンド | 1.5本(ORB:0.0/DRB1.5本) | 4.1本(ORB:0.5本/DRB:3.2本) |
スティール | 0.5本 | 2.0本 |
ブロック | 0.5本 | 0.3本 |
怪我人の多かったホークスの中でも最も復帰に時間のかかってしまったダン。
戻ってきてきたタイミングがシーズンの終盤でなかなか調整が上手く行っていなかったように思います。
またそんな状況を挽回しようと若干空回り気味な動きが見受けられることが多かったため、少し残念な20-21シーズンになってしまったと感じています。
来季はセルティックスで存在感を示すことができるかどうか、楽しみです。
ソロモン・ヒル(198cm/103kg/29歳/8年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 21.3分 | 18.4分 |
平均得点 | 4.5点 | 5.5点 |
FG% | 1.5/4.2(35.9%) | 1.9/4.7(39.6%) |
3P% | 1.0/3.0(32.1%) | 1.1/2.9(36.8%) |
FT% | 0.5/0.6(76.1%) | 0.7/0.9(74.1%) |
アシスト/TO | 1.1本/0.6本(AST/TO) | 1.8本/0.9本(AST/TO2.04) |
リバウンド | 3.0本(ORB:0.6/DRB2.4本) | 2.8本(ORB:0.5本/DRB:2.3本) |
スティール | 0.7本 | 0.7本 |
ブロック | 0.2本 | 0.2本 |
今季ホークスで最も出場試合数の多いのがこの男。
ベテランヒルが文字通りチームの支えとなり、手薄だったウイングポジションの穴を見事に埋めてくれました。
ペイサーズやヒートでのプレイオフ出場経験もありましたが、今季がポストシーズン14試合出場とキャリア最多。
チームに一人いてくれると頼もしいそのタイプ、ホークスでもバッチリですし、他のチームでも機能するであろう仕事人っぷりをしっかりと見せてくれました。
トニー・スネル(198cm/97kg/29歳/8年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 21.1分 | 27.8分 |
平均得点 | 5.3点 | 8点 |
FG% | 1.9/3.6(51.5%) | 2.9/6.5(44.5%) |
3P% | 1.3/2.3(56.9%) | 1.7/4.3(40.2%) |
FT% | 0.2/0.2(100%) | 0.5/0.5(100%) |
アシスト/TO | 1.3本/0.4(AST/TO3.2) | 2.2本/0.5本(AST/TO4.1) |
リバウンド | 2.4本(ORB:0.4/DRB2.0本) | 1.9本(ORB:0.2本/DRB:1.7本) |
スティール | 0.3本 | 0.5本 |
ブロック | 0.2本 | 0.3本 |
出場試合、もしくは試投本数の関係でランクインはできませんでしたが、シーズンを通じて5割を超えるスリーを沈めたスネル、チーム1位の確率をマーク。
ベテラン3&D選手として、スターターに入っても、短い出場時間でもそれなりに活躍する姿はヒル同様、安心感がもてるシーズンでした。
ポストシーズンもうちょっと出場時間、そして機会が与えられても良いのになと個人的に感じた選手です。
来季はポートランドでプレイする予定、ジャーニーマンになり始めているスネルの活躍を期待したいと思います。
オニエカ・オコング(206cm/107kg/19歳/1年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン(カレッジ) | |
平均出場時間 | 12.0分 | 30.6分 |
平均得点 | 4.6点 | 16.2点 |
FG% | 1.9/3.0(64.4%) | 6.3/10.1(61.6%) |
3P% | 0.0/0.1(0.0%) | 0.0/0.1(25.0%) |
FT% | 0.7/1.1(63.2%) | 3.7/5.1(72.0%) |
アシスト/TO | 1.1本/0.6本(AST/TO) | 1.1本/2本 |
リバウンド | 3.3本(ORB:1.2/DRB2.0本) | 8.6本(ORB:3.3本/DRB:5.4本) |
スティール | 0.5本 | 1.1本 |
ブロック | 0.7本 | 2.7本 |
*ルーキーのため、大学時代のスタッツを参照
・平均出場時間:30.6分
・平均得点:16.2点(FG:6.3/10.1 61.6% 3P:0/0.1 25% FT:3.7/5.1 72%)
・平均アシスト:1.1本(TOV2本)
・平均リバウンド:8.6本(ORB:3.3本 DEB:5.4本)
・平均スティール:1.1本
・平均ブロック:2.7本
レギュラーシーズンでしっかりとローテーションを確保し、特に終盤にはルーからのロブパスやツーメンゲームでの存在感を見せたオコング。
そして今季の一番の収穫はカンファレンスファイナルでのヤニスとのマッチアップ、やられてしまう場面も当然多くありましたがそれ以上に、素晴らしいストップ、そしてそこから走れる能力など才能の片鱗を世に知らしめたように思います。
残念ながら肩の手術で長期離脱が予想されてしまうオコングですが、2年目にさらなる飛躍を見せることができるか注目です。
ブランドン・グッドウィン(183cm/82kg/25歳/3年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 12.0分 | 12.7分 |
平均得点 | 4.6点 | 6.1点 |
FG% | 1.9/3.0(64.4%) | 2.2/5.6(40.0%) |
3P% | 0.0/0.1(0.0%) | 0.8/2.6(29.9%) |
FT% | 0.7/1.1(63.2%) | 0.8/0.9(93.3%) |
アシスト/TO | 1.1本/0.6本(AST/TO) | 1.5本/0.9本 |
リバウンド | 3.3本(ORB:1.2/DRB2.0本) | 2.1本(ORB:0.3本/DRB:1.8本) |
スティール | 0.5本 | 0.4本 |
ブロック | 0.7本 | 0.1本 |
分厚いホークスのバックコートのローテーションになかなかガッツリ入り込むことはできなかった今シーズン。
しかしヤングの代わりにスターターに抜擢されて活躍したり、ルーとは違う形でゲームのテンポを変えたりと悪くはない活躍を見せていたように思います。
この厳しい環境でどのように存在感を示していくか、楽しみです。
ブルーノ・フェルナンド(206cm/109kg/22歳/2年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン | |
平均出場時間 | 6.8分 | 12.7分 |
平均得点 | 1.5点 | 4.3点 |
FG% | 0.5/1.3(40.9%) | 1.8/3.6(51.8%) |
3P% | 0.0/0.1(0.0%) | 0.1/0.7(13.5%) |
FT% | 0.5/0.7(68.2%) | 0.5/0.9(56.9%) |
アシスト/TO | 0.3本/0.6本(AST/TO) | 0.9本/0.8本(AST/TO1.17) |
リバウンド | 2.4本(ORB:0.5/DRB1.9本) | 3.5本(ORB:1.2本/DRB:2.3本) |
スティール | 0.1本 | 0.3本 |
ブロック | 0.1本 | 0.3本 |
フェルナンドにとってはおそらく厳しいシーズンとなってしまった今季。
前シーズンからプレイタイムは減ってしまい、カペラ、オコング、ガロと言った選手たちからプレイタイムを奪うインパクトは残せなかったのかなと振り返ってみて思います。
そして来季はダンとともにセルティックスへ、そこで心機一転を図れるか、キャリアの中でもNBAにサバイブするための重要なシーズンに来季はなりそうです。
スカイラー・メイズ(193cm/93kg/23歳/1年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン(カレッジ) | |
平均出場時間 | 8.2分 | 34.4分 |
平均得点 | 3.8点 | 16.7点 |
FG% | 1.3/3.0(44.9%) | 3.8/7(54.8%) |
3P% | 0.4/1.2(35.0%) | 1.6/4.1(39.4%) |
FT% | 0.7/0.8(88.0%) | 4.2/4.9(85.4%) |
アシスト/TO | 0.9本/0.3本(AST/TO) | 3.2本/1.7本 |
リバウンド | 1.1本(ORB:0.3/DRB0.8本) | 5本(ORB:0.5本/DRB:4.5本) |
スティール | 0.4本 | 1.8本 |
ブロック | 0.1本 | 0.2本 |
2way契約の一人目、メイズはしっかりとローテーション入りできたかと言うと難しいシーズン、やはりホークスはバックコートの層が厚いです。
思い切りの良さやスリーをしっかり打ち切るスタイルは良かったように思います。
NBAにしっかりと慣れ、残ることができるかどうか、来季も楽しみです。
ネイサン・ナイト(208cm/115kg/23歳/1年目)
20-21シーズン | 19-20シーズン(カレッジ) | |
平均出場時間 | 8.4分 | 29.6分 |
平均得点 | 3.8点 | 20.7点 |
FG% | 1.1/3.0(37.0%) | 6.2/10.6(58.6%) |
3P% | 0.2/1.0(18.2%) | 0.9/3(30.5%) |
FT% | 1.3/1.7(80.0%) | 5.6/7.3(77.3%) |
アシスト/TO | 0.2本/0.5本(AST/TO) | 1.8本/2.6本 |
リバウンド | 2.2本(ORB:0.8/DRB1.4本) | 10.5本(ORB:2.7本/DRB:7.8本) |
スティール | 0.3本 | 0.8本 |
ブロック | 0.3本 | 1.5本 |
メイズよりもインパクトを残したもう一人の2way契約のナイト。
ハイライトプレイに残るような豪快なダンクやブロック、トランジションでのインパクトもあったので結構好きな選手でした。
来季はウルブズでのプレイが決定しているナイト、出場機会を奪い取り、良い活躍を見せて欲しいです。
2020〜2021チームスタッツ
トラディショナルスタッツ | アドバンスドスタッツ | ||
PTS | 113.7(リーグ11位) | OFFRTG | 114.3(リーグ9位) |
FGM | 40.8(19位) | DEFRTG | 112.1(18位) |
FGA | 87.2(23位) | NETRTG | 2.2(11位) |
FG% | 46.8(14位) | AST% | 59.1(18位) |
3Pメイド | 12.4(17位) | AST/TO | 1.82(14位) |
3PA | 33.4(19位) | AST RATIO | 17.6(20位) |
3P% | 37.3(12位) | OREB% | 28.4(5位) |
FTM | 19.7(2位) | DREB% | 74.2(9位) |
FTA | 24.2(4位) | REB% | 51.6(7位) |
FT% | 81.2(5位) | TOV% | 13.3(20位) |
OREB | 10.6(3位) | EFG% | 53.9(16位) |
DREB | 35.1(10位) | TS% | 58.1(9位) |
REB | 45.6(5位) | PACE | 98.68(22位) |
AST | 24.1(19位) | PIE | 51.1(9位) |
TOV | 13.2(22位) | POSS | 7160(19位) |
STL | 7(21位) | ||
BLK | 4.8(16位) | ||
BLKA | 5(14位) | ||
PF | 19.3(13位) | ||
PFD | 19.8(9位) | ||
プラスマイナス | 2.3(9位) |
チームスタッツとして特徴的なのは、まずフリースローとオフェンスリバウンド関連。
ヤング、カペラの影響が多いと思われますが、フリースローに次いてはルーの加入もさらに後押ししたかもしれません。
来季はこの当たりのルール改正が噂されているため、どのように影響してくるかがポイントになりそうです。
ターンオーバーが減るに越したことはありませんが、シーズン中にこの辺りは改善の傾向が見えているように思います。
序盤高かったペースが徐々に落ちていき最終的にリーグで22位、マクミランHCが来季はこの当たりの展開をどのように作ってくるのかも楽しみです。
まとめ
とにかく今季の最初の見始めにはプレイオフ進出で充分じゃないかな?と感じていたチームがここまでの躍進を遂げるとは本当に思ってもみませんでした。
カンファレンスファイナル、勝てるチャンスもあったようには思いましたが、それ以上にバックスがシンプルに強かったです。
若い選手たちのゲームが、監督の交代や、選手達自身の自信の持ち方、取り組み方で変わっていくんだなと、シーズンを通じて見たことで新たな発見をたくさんさせてもらいました。
来季のホークスはインサイドにセルティックスからトリスタン・トンプソンを獲得し、さらにデロン・ライトも加えて層がさらに厚くなりそうです。
*訂正(2021/08/11/21:00)
トリトンはキングスへの移籍ということでご指摘頂きました。
お詫びして訂正させて頂きます。
申し訳ありませんでした。
ドラフトでもジャレン・ジョンソン、シャリーフ・クーパーと評価の高いっぽい選手をしっかりと指名できているため、来シーズンもイースタンで強豪のポジションを確保することができるか、楽しみです。
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